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州別の犯罪率マップ(FBI最新データ)

旅行・赴任・留学前に確認したい、州別・都市別の犯罪統計。FBIの公式データをもとに解説。

369件
暴力犯罪率(全米平均/10万人)
2022年 FBI統計
1,954件
財産犯罪率(全米平均/10万人)
2022年 FBI統計
6.3件
殺人率(全米平均/10万人)
日本の約13倍
0.2件
日本の殺人率(/10万人)
アメリカより圧倒的に安全

州別暴力犯罪率マップ

暴力犯罪(殺人・強盗・暴行・性的暴行)の発生率は州によって大きく異なります。一般的に南部・中部の一部の州で高く、北東部・北部で低い傾向があります。

暴力犯罪率が高い州(上位10州)

暴力犯罪率(/10万人)特徴
ニューメキシコ778全米1位。アルバカーキが特に高い
アラスカ759孤立した地域の通報困難さも影響
テネシー619メンフィスの犯罪率が全体を押し上げ
アーカンソー610
アリゾナ531フェニックス周辺の犯罪が多い
ミズーリ520セントルイスは全米有数の危険都市
サウスカロライナ489
ルイジアナ484ニューオーリンズの犯罪率が高い
オクラホマ452
ミシシッピ444

暴力犯罪率が低い州(上位10州)

暴力犯罪率(/10万人)特徴
メイン107全米最も安全な州のひとつ
ニューハンプシャー142北東部は全体的に安全
バーモント156
コネチカット182
ニュージャージー197犯罪率は全米で低い水準
ハワイ216観光地だが治安は比較的良好
ユタ217モルモン教の文化的背景も影響
ケンタッキー222
アイダホ225移住先として人気急上昇
ワイオミング228人口が少ないため絶対数も少ない

日本人が注意すべき点

⚠️ 観光客・赴任者へのスリ・強盗:大都市の特定エリア(サンフランシスコのテンダーロイン、シカゴのサウスサイド、ニューヨークのブルックリン一部など)は昼間でも犯罪リスクが高いです。

車上荒らしに注意

アメリカで日本人が最も多く被害を受けるのが車上荒らし(Car Break-in)です。車内に荷物を置いたまま離れると、窓を割って盗まれる被害が頻発しています。特にサンフランシスコ・ロサンゼルス・シアトルで多発。

住む場所のリサーチを

同じ都市内でも、エリアによって治安は大きく異なります。赴任・留学前にはNeighborhoodScoutSpotCrimeなどのサイトで具体的な住所周辺の犯罪情報を確認することをおすすめします。

出典:FBI — Uniform Crime Reporting (UCR) Program

世界の視点:隣国メキシコ・カナダとの落差

日本との比較だけでなく、地理的に地続きの隣国と比べると、より実感の湧く違いが見えてきます。2024年のアメリカの殺人発生率は10万人あたり約5.0人ですが、南の隣国メキシコは約19.3人と約4倍にのぼります(麻薬組織の抗争が主因とされ、ピーク時の2018年(29.6人)からは大きく改善傾向にあります)。一方、北の隣国カナダは1.91人とアメリカの半分以下で、日本の水準(0.2人台)にこそ及ばないものの、G7の中でも低い部類に入ります。同じ北米大陸内でも、国境を一本またぐだけで治安の水準がまったく異なるという点は、旅行・赴任先を検討するうえで参考になります。

殺人発生率(10万人あたり・2024年)
メキシコ19.3人
アメリカ5.0人
カナダ1.91人
日本(参考)0.2人台

出典:Latinometrics — Homicide Rate by Country 2025